やまがらのヒナが巣立った
5/14.10時頃だった。
やまがらの父さんと母さんの声がいつもと違うなと思ってまわりを見渡していたら、やまがら母さんが近くの木の枝にとまった。
よく見たら
えー!!
寝ぐせつけたヒナ!
この子はいちばん最後に巣立った子らしい。
寝ぼけてる!
これは心配です。
思い切り油断しています。
やまがら母さんはほかの子たちの世話もしなければならないので、また飛んで行きました。
その間に思い切り近くまで寄ってパチリ。
すぐに目を閉じて寝ぼけています。
この間まで毛も生えてなかったから、まあびっくり、大きくなってとほんわか☺️😌
やまがらの巣立ちヒナを拾ったり触ったりするとヒトの匂いがついて親鳥が子育てをしなくなると聞いたことがありますが、本当のところは鳥の嗅覚はそんなには鋭くはないそうです。
ただ救助が必要と勘違いして、拾って鳥獣保護センターなどに届けてしまうケースが多くあるので、拾わないようにと言われています。
大切な子を親鳥はちゃんと見ています。
これから飛びかた、エサのとりかた、危険回避のしかたを少しずつ教えていきます。
ヒナはやいろんな経験をして、ひとり立ちできるようになっていきます。
しかし残念ながら、ひとり立ちできるヒナもそんなには多くはないのです。
ヘビや猫やハクビシン、猛禽類の鳥たちのエサになってしまうのです。寒さや病気、飢えもあります。
生態系のバランスとかこれが自然とか、わかってはいますがこんな小さな命を見たら誰だって守りたくなってしまいます。
4/1に引っ越してきました。
こちら新築、木の香りのする軒下の一戸建て。
やまがらの父さんが大きな苔をくわえて落としたり悪戦苦闘のすえ、マイホームを獲得。
4/6巣が完成。
きれいな巣、ふわふわ~
苔と動物の毛?毛糸🧶?
ごめんなさい!びっくりしたね。
4/17 わー卵🥚かわいい卵!
そっと、そーっと静かに見守って。
巣箱のなかから小さな声が聞こえるようになったり。その声が少しずつ大きくなってきたり。
実は、撮っていないけどヒナたちのこと見てました。毛もまだ生えてなくて目も開かなくて小さなヒナたち。
やまがらの父さんと母さんは交代でエサをせっせと運んでいました。今いくよ、待ってて。了解!あぶないよ!と合図の声。
じゃまをするスズメを威嚇して追い払います。
子育ては大変、必死です。
きっと大丈夫!何もかもが初めてのことばかりだけど、楽しいことがいっぱいあるから。
父さんと母さんがまだいろんなことを教えてくれます。夜はまだ一緒に寝ます。やまがら母さんが迎えに来て一緒に飛んでいきました。
寂しくなっちゃったけど、水場もあるしまた来るよね!
庭で小鳥と遊ぶ
冬の間だけ、小鳥さんたちのごはん屋をやっています。
小鳥と遊ぶと幸せホルモンが分泌され、しあわせな気持ちになります♪
シジュウカラがたくさん遊びにきてくれます。
窓辺にとりつけたかごには、ひまわりの種が入っています。
ヤマガラが首を長く伸ばして家の中をのぞいています。
人間を観察しているところです。
おおざっぱで、人見知りしないワイルドな性格です。
ジジジジ!
はやくごはんだして!
ごはんのかご🧺を増やしました。
シジュウカラは優しくて、なんとなく品があって、可愛らしい感じです。☺️
首をかしげるしぐさが可愛いです。
漢字で書くと四十雀。
スズメ40羽分の価値があるというのですが。
スズメには失礼ですが、ぴかぴかのまっ黒ネクタイ、つやつやの羽の色、白と黒のコントラスト、本当にきれいです。
はい、次は横をお願いします。
スズメが、シジュウカラの巣を襲い、ヒナをくわえていくのを見てからは、好きになれません。
ほんとうにひどい…
シジュウカラのおかあさんの悲痛な叫び声が、まわりに響きました。
どうしてそんなことをするのか。
それは、スズメも繁殖期で必死に巣をさがしているからです。
みんな生きていくのに必死。
それが自然。
シジュウカラの男の子は太い黒いネクタイで、太いほどイケメンでモテるそうです。
女の子は細いネクタイです。
iPhoneで撮れるのは年長の男の子、女の子はすぐに逃げてしまいます。
群れで生活していて、ごはん屋で食事するシジュウカラは150〜200羽くらいでしょうか。
ヤマガラはその5%ぐらい。
昨年生まれた小さな子たち、貫禄あるジイサマ、おとうさんシジュウカラ、おかあさんシジュウカラ、お姉さん、お兄ちゃん、模様も個性も体型もさまざまです。
みんな小さくて可愛らしいですが。
大きな鎌倉ヒバの生垣が小鳥の宿になっていて、夕方になるとたくさんの小鳥が帰ってきます。
今年は暖かな冬なので、3羽ぐらいでくるくると回って、追いかけっこをして遊んでいます。
羽音がパシャパシャパシャ。ぶぅーーん。
アクロバティック飛行をしています。
毎日が運動会のようです。
とても楽しい冬です。
ツピ、ツツピー、ツピツピ。
シジュウカラは仲間どうしで、言葉を使い会話しています。
カラスがきたよとか。来ても大丈夫だよとか。
合図の鳴き声があります。
みかんのリング🍊にくるのが、メジロです。
目のまわりが白くとても可愛らしい顔をしています。
可愛い〜
カワラヒワといって、黄色で羽に黒が混じっている小鳥もきます。
赤い帽子のヤマゲラはキツツキ科で体はグリーン、きれいな鳥です。
しっぽの大きなリスもきます。
この写真はツグミです。
昨年の冬の写真です。
何日も雪が降り続いていました。
何日も食べていないツグミがやっとこのりんごにたどりついて、必死で食べているように見えました。
ツグミは歌うようにきれいな声です。
雪の降り続く冬には、小鳥は歌いません。
真っ白でしーんと静かです。
足あとがたくさん。
ねこがきたら大変。
エゴの木につけたりんごには、毎日ヒヨドリが食事にきます。
りんごがなくなり次のりんごを忘れていたら、窓の向こうから真正面にホバーリングしてきて、りんごがないよと伝えてきました。
びっくりしました。
だから、冬に限っては安い加工用のりんごを買い置きしています。
りんごのコンポートも美味しいし。
エゴの木は、香りの良い下向きの白い可憐な花が咲き、栄養価の高い実がなります。
小鳥たちにとっては、冬は生死がかかっています。
生きるか、死ぬか。
厳しい寒さ。
初めての冬を超えられる子は少ないのです。
雪がたくさん降ると虫も柔らかい葉っぱもなくなり、食べ物は何もありません。
今がしあわせ。
ツピツピ。
ベンチの上にはオシャレなスパをイメージした小鳥の水場を用意してみました。
植木鉢の受け皿に、昔使っていた水槽の小石やビー玉、おはじき、貝がら、炭。
毎日新鮮な水に交換します。
小鳥にとって水浴びはとても大事です。
小鳥の体温は40℃ぐらいで、寒さに弱いので体温が下がると生きていけません。
きれいな羽毛の空気の層が保温し、雨水をはじきます。
汚れたままだと虫がついたりして、羽毛がぼろぼろになってしまいます。
今年は初めて楽天のひまわりの種屋さん、ぴよっちゅで小粒ひまわりの種10キロ買いました。
ホームセンターよりも安くて、品質もしっかりとしています。
自然の中で生きるのは大変。
だから、少しだけお手伝い。
小鳥がきてくれる庭はしあわせ。
中はというと。
心踊る大量のひまわりの種!
窓ごしに目が合いお互いにびっくりする毎日なのに。
ゆうちゃんとかなちゃんが小さいときに使っていた双眼鏡でのぞいてみました。
ドアップで目が合いさらにびっくり!
バードコールも作ってみました。
作り方はまた今度、お楽しみに。
どんぐりの木と桜の木で、ききくらべ😊